2015年12月5日土曜日

オタフク夫婦

本日(12月5日)は、長引く風邪のせいで自転車は休み。ゆっくり起きて、墨絵というパン屋の昆布入りパンを食べた。昆布というより生姜の味が強いが、なんとなく美味い。その後、珈琲を飲んでまったりし、新聞に書いてあった「現金 レジで引き出せる」という見出しを「現金 レンジで引き出せる」に読み間違えたりする。うう、いいなあ、レンジでチンするとホカホカの現金が出てきたら…。そんなこんなで女房様と話をしているうち、女房様が、オタフク手袋ボディータフネス(以下オタフクBT)を着てみたいというので、10時半ごろアマゾンで注文する。私は知らないうちにプライム会員とかいうのになっており、最短で今日中に配達されるというので、本当に配達されるかどうか試してみる意味合いもある。
で、今更ながら、アマゾンのプライム会員の特典として、映像や音楽の幾つかが無料でダウンロード出来るという事がある事がわかり、とりあえず、プライムと表記されている映画の中から「大魔神」と「大魔神怒る」をダウンロードしてみる。ああ、本当に無料でダウンロードできるみたい(でも、年会費が払っているようであるが…)。90分前後の映画であるが、ダウンロードの時間は結構早い。ダウンロードしてしまった以上、観ない訳にいかず、第一作である「大魔神」からiPad miniで鑑賞してみる。大魔神を観るのは、小学生の頃、家にあった白黒のテレビで観て以来である。のっけから伊福部昭の音楽が素晴らしい。こんなに綺麗に色がついていたとはしらなかった。ストーリーのほうは、悪逆の限りを尽くす領主に怒った大魔神が復讐するというストーリーであるが、大魔神はひとたび怒りだすと見境なくなり、悪も懲らしめるが、それほど悪くないというか無害の人にも害を及ぼしだすというところが面白い。でも、下膨れの高田美和の涙で本格的に暴れる前に砂塵に帰してしまう。なんというか、この作品では大魔神は、大自然の脅威としてのメタファーであるのかもしれない。子供の頃は、物凄く恐ろしい映画であると感じたが、あれは白黒でみていたからかもしれない。「大魔神怒る」のほうは、大魔神シリーズ第二弾だそうで、ちょっとストーリーも勧善懲悪色が強くなり、展開の起伏を多くした分、迫力がなくなり突っ込みどころが増えて腰砕け気味。大暴れして悪人を懲らしめると自発的に水に帰るところも、大魔神の恐ろしさに欠けるような気もする。こっちほうは、大魔神が正義、博愛、平等のメタファーといったところかな?これらの二作では、出てくる男どもは大して活躍もせず、結局、美人の涙が大魔神をコントロールするという事が共通していて面白い。なんというか、取引先からも部下からも、鬼と呼ばれて恐れられる資材部長が、キャバクラの女の子から営業の電話がかかると、とたんに鼻の下を伸ばしたような声でデレデレしてしまうような感じかな?第三作目の「大魔神逆襲」のほうは、しばらくはいいかな。
などと、大魔神ものを2作続けて鑑賞して、疲れてボーとしていたら、19時近くにアマゾンからオタフクBTが配達された。注文してから6時間ちょっとである。なんかアマゾンのロジスティックはすごい事になっている。それにしても、夫婦でドカタ衣料(オタフクBT)を愛用するようになるとは、貧乏くさいというか、何というか…。でもパタゴイニアのキャプリーンより身体に馴染んでしまうのでしょうがない。
その後、テレビで広島vsガンバを観戦。広島 優勝おめでとう。

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