2013年10月19日土曜日

CarerraErakleTSに一年乗っての感想

本日は、多摩方面へのヤボ用あり、背中が痛くもありで、自転車には乗らなかった。ヤボ用を済まし、湘南vsセレッソをTVで観戦。湘南は頑張っているが、やはりセレッソのほうが上手く、セレッソの勝ち。高山の突破とクロスは美しかったんだけどなあ。29節は仙台、柏は勝ち、鳥栖は打ち合いの末に負け。
そろそろ寒くなってきたので、身体のアチコチに不具合が発生してきた。10月の下旬には粉瘤の手術をしなければならないし、その後は寒さも厳しくなってくるので、そろそろ今年の私の自転車シーズンは終了が近い感じ。で、昨年の7月に入手したCarrera Erakle TSについて現状で思う事を書いてみる。
とりあえず、乗った感じは固いという事が第一印象。路面からの振動はダイレクトに伝わってくる。逆をかえせば、かけたエネルギーの分だけ前に進むということであり、貧脚は貧脚の分だけしか前に進まないので、私の貧脚を自転車のせいにできないという事になってしまっている。フレームが固そうな事を見越して、ホイールを軽くてヤワなRolfPrimaのVigorSLにしたが、それでも100km以上乗ると肩が凝ってくる。このフレームに乗って良かったことは、出足のスピードを乗せやすいというところ。信号待ちからダンシングでスタートして、30km/hg位になったところでシッティングに変えて38km/h位まで加速する、といった事をするのがなんとなく楽しい。脚のしっかりした人であれば、その後、ケイデンスをそのままにしてギヤを重くしてスピードを上げて40〜50km/hで巡航するのであろう。多分、Erakleの本当の良さはこの辺りの速度領域で発揮されるのであろうが、私の場合は、その後どんどんスピードが落ちていくので、本当のErakleの良さは中々味わうことができない。あと、緩い傾斜の坂をケイデンス高めのシッティングで30km/h以上で登っていくようなときは、なんとなく楽しい。ペダルを回す時にかかるトルクが脚にダイレクトに伝わってくるところが快感である。まあ、脚のある人であれば、その後の平地や下りで高めたケイデンスを維持して巡航して、より楽しい快感を得る事ができるのであろうが、私の場合は、坂を登り終えた時点でヤレヤレという感じで一息ついてしまうので、より楽しい快感を得る事ができずに残念である。
ヒルクライムについては、それなりに重く無いので、まあ、登りますよという感じであろうか?ダンシングの時は踏み込んだペダルのほうに素直に倒れるので、転ばないために逆を踏み込むことで進んで行くという感じで、まあ、当たり前の挙動である。私の脚ではウィップとかは全然しないので、後輪をしならせながらダンシングするような事が好きな人には勧められない。
ハンドリングは素直で直進性に優れているらしい。私には、このあたりのことがよくわからない。
使ってみて気が付いたのは、シートチューブとタイヤのクリアランスが狭いので、後輪の付け外しがやり難いという事。クイックを外せばすぐに後輪が外れると言う訳ではなく、結構、チェーンやディレイラーを引っ張ったりしないと外せないし、無理に後輪をはめようとするとスプロケでチェーンステーを傷つけたりするので、始めから自転車をひっくり返して付け外しをしたほうが良い。あと、シートポストがエアロフォルムのため、リアライトの選択が限られる。
という訳で、貧脚ジジイの私ににはもったいないフレームであるが、乗って漕げば遅いなりにも進んでくれるので、ありがたく使わせていただいている。なんとなく、手が震えてまともな写真が撮れないジジイが、キャノンのEOS1Dsを使ってぶれた写真を量産するようで、ちょっとお恥ずかしい。

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